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T熱電対用補償導線(TX)

TX補償導線は銅-コンスタンタン熱電対と組み合わせて使用され、(+)側導体に純銅線、(−)側導体にコンスタンタン線を使用する導体材質が熱電対と同材質のエクステンション型(延長型)補償導線です。T熱電対は、低温領域において熱起電力特性の偏差が小さく、直線的である為、低温領域の高精度の測定に多く使用されます。その為、TX-1(クラス1)では補償接点温度−25〜100℃で、温度許容差±0.5℃の高精度許容差が規定されています。


表-28 T熱電対用補償導線(TX)の温度許容差(JIS規格温度許容差)

記号 補償接点温度(℃) 許容差(℃) 記号(参考) 補償接点温度(℃) 許容差(℃)
JIS C 1610-1981 JIS C 1610-2012
TX-G −20〜+90 ±2.0 TX-1-G -25〜+100 ±0.5
TX-H 0〜+150 TX-1-H 0〜+150
TX-1-S -25〜+200
TX-GS −20〜+90 ±1.0 TX-2-G -25〜+100 ±1.0
TX-HS 0〜+150 TX-2-H 0〜+150
TX-2-S -25〜+200

参考)
表中JIS C 1610-2012のGは絶縁体の材料の使用区分を示します。
従って使用温度範囲を補償接点温度として示します。


表-29 T熱電対用補償導線(TX)の温度許容差(IEC 60584-3 温度許容差)

記号 温度範囲(℃) 許容差(℃)
クラス1 クラス2
TX -25〜+100 ±0.5 ±1.0

TX 温度換算誤差グラフ






(℃)
  測定温度(℃)
グラフ-9

補償導線の種類
補償導線の被覆材料と寸法

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